Jawbone UPのちょっと変わった使い

UPを使い始めて1年が経つ。UPは運動・睡眠・食事を記録するライフログツールなんだけど、生活の記録以外にも、振動するデバイスを腕につけるっていうところに面白みを感じる。ということでちょっと変わった使い方をしているので、それらを紹介しようと思う。

ポモドーロテクニック

UPにはパワーナップ(お昼寝)という機能がついていて、セットした時間がたつと振動で起こしてくれる。自分はこの機能をポモドーロテクニックのタイマーとして使っている。一般的なタイマー、気に入らない点がふたつある。まず、画面が視界に入ると残り時間が気になってしかたがないこと。そして、音で知らせてくれるものは周りが気になる静かな場所では使えないこと。その点UPは時間経過を表示する画面がないし振動で自分にしか通知されないっていうのがいい。

UP by Jawboneでポモドーロテクニックしたら作業に集中できた - 拡張現実ライフ

「UPでポモドーロ」というアイデアはこちらの記事を参考にさせていただいた。でもアイドルアラートに割り当てると毎回iPhoneと接続してアプリから開始する必要があるので、パワーナップに割り当てることにした。パワーナップだとUPのボタン入力だけでタイマーをセットできて便利。

作業用のタイマーをパワーナップに割り当てると、作業時間が睡眠として記録されてしまうのでログが乱れるというデメリットもある。自分は日中の睡眠ログを見ていないので問題ないけれど、お昼寝のログをとりたい人にはこの方法は向かないかもしれない。

寝落ちを防止する

アイドルアラートをポモドーロに使わないのには、夜中にセットしたいからという理由もある。アイドルアラートとは、日中にしばらく体を動かしていないとそれを検知して運動を促す機能。このアラートが動く時間帯を0:00 ~ 3:00にセットしている。この設定で、夜中にうとうとしてしまっても振動で起こしてくれて、ちゃんと布団に入って寝ようっていう気にさせてくれる。

睡眠ログを記録するためには寝る前にUPをスリープモードに切り替える必要がある。スリープモードになっている間はアイドルアラートは鳴らないので、普通に寝ているときは睡眠を邪魔されなくてすむ。

Jawbone UP、日常生活に馴染んでいてすごい。体に身につけているという実感すら感じさせなくなった時、そのデバイスはウェアラブルになれるのだと思う。