ZoomなどでWeb会議を行うときに使っていて便利だなと思うものを紹介する。
EarPods with 3.5 mm Headphone Plug
イヤフォンジャックが廃止されるまでiPhoneに付属していたイヤフォン。これは個人差だと思うけど、カナル型のイヤフォンや密閉感の強いヘッドフォンをつけていると自分の声がこもって喋り方が不安定になる。EarPodsが自分の耳に合っていてなんだかんだずっと使っている。AirPodsやAirPods Proを使っていない理由は、バッテリーを気にする必要があることと、MacでBluetoothデバイスを入力に使うと出力もSCOコーデックになって音質が低下するから。
RØDE NT-USB Mini
2020年のお勧めマイク情報です。日本では発売されたばかり。単一指向性であること、本体が小さいこと、スタンドで向きを簡単に変えられること、そしてポップガードが内蔵されている点が気に入っている。本体にイヤフォンジャックがあり、自分の声の返しを聞くこともできる。これは何に使うのかなと友人に聞いたところ、位置や角度の調整を確認するためではないかと教えてもらった。ちなみに購入時の箱をとっておいてマイクをその上に乗せると、顔とマイクとの距離が良い感じになり、キーボードの打鍵音も軽減される (音質を重視する収録で使っている)。ミュートボタンがないのが欠点ではあるが、次に紹介するソフトウェアで解決している。
Mutify for Mac
ショートカットキーやTouch Barでマイクをミュートするアプリ。なければ作りたかったけど既にあったので、うれくやしい。会議ツールによらず共通したミュート方法がほしい、キーボード打つ数秒だけミュートしたい、会議ツールによってはホストの権限でミュート解除されるのに抵抗ある、ということで個人的に需要があった。裏でInput Volumeを調整しており、会議ツール側の自動調整と衝突するのか、稀に挙動が怪しい時がある。まだ使い始めたばかりなのでもう少し試してみたい。古いバージョンはオープンソースで公開されている。
Micro Sniff
マイクが有効化されていることを画面に表示するアプリ。盗聴や会議ツールの閉じ忘れを防ぐのが目的のアプリだけど、自分はどのマイクが有効になっているか確認するために使っている。映像入出力や音声出力は見て聞いて確かめることができるけど、マイクにはインジケータがない。うっかり別のマイクを使っていた...ということを防ぐために一応起動している。
ソフトウェア処理でノイズを除去するKrispも気になっているものの、仮想音声デバイスに対して若干の抵抗があるのでまだ試してはいない。