被験者を募ってデータをとることがよくある。やり直しがきかないので、実験(データの記録)を始める前にはいつも細心の注意を払っている。この「気をつけていることリスト」を研究室のwikiに書いておこうと思ったのだけれど、非公開にすることでもないような気がするので、ここにまとめてみた。「体にセンサを取り付けて決められた行動(タスク)をとる」という実験を想定して項目をあげる。
- タスクをまず自分で体験して記録の漏れをなくす。
- 実験手順をプロトコルとして記述しておく。
- 実験中は全景が分かるground truth videoをWebカメラで撮影する。
- 各センサの同期に使うユニークな動きをタスクの開始前に入れる。
- 記録されたデータをテストにかけて、データの欠損がないか確認する。
- データの記録時間は必要よりやや長めに設定しておく。
- 記録装置のバッテリ切れに注意する。