HomebrewでOz開発環境を整える[Mozart2][Emacs]

「コンピュータプログラミングの概念・技法・モデル」(ガウディ本)のサンプルコードを実行するためにOz言語の環境を整えた。Ozは開発環境であるMozartシステムやEmacsを必要とし、それらはウェブサイト上で無料で公開されているのだけれど、パッケージをダウンロードしてくるのが面倒なのですべてHomebrewで管理することにした。

# emacs
brew install emacs --japanese --cocoa --srgb --with-gnutls -v
brew linkapps

# homebrew-cask
brew tap caskroom/homebrew-cask
brew install brew-cask

# mozart
brew tap caskroom/homebrew-versions
brew install mozart2

補足

Emacsについてはインストール方法やパッチが様々のようなので、Macで本家EmacsとHomebrew IMEパッチ版とEmacs Mac PortとAquamacsを比べてみる。 - たったのセブンクレジットを参考にさせていただきインストールオプションを上記に選んだ。

homebrew-versionsに送ったpull requestが無事にmergeされたのでcaskroom/homebrew-caskをtapすることでmozart2.0.0がインストールできるようになった。(本家のhomebrew-caskでインストールできるMozartは安定版の1.4.0)

2014.12.04 追記

mozart2がhomebrew-caskではなくhomevrewで管理されるようになったので現在は以下のコマンドでインストールできます。

brew install emacs --japanese --cocoa --srgb --with-gnutls -v
brew install mozart2

動作確認

Mozart2.appを起動して2フレームのEmacsが起動すればOKです。